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2025.6.4

国家資格等のオンライン・デジタル化について

デジタル庁は、国家資格等のオンライン・デジタル化を進めている。
 
【概要】
現行では、多くの国家資格等に関する手続は紙媒体を前提に運用されているが、マイナンバー法の改正等により、84の国家資格等がオンライン・デジタル化の対象となった。これを踏まえ、2024年8月6日から各省庁が所管する国家資格等の手続において、マイナポータルにてオンライン申請等を可能となる。
引き続き紙での手続も可能であり、資格保有者にて手続方法は選択できる形となる。
また、住民基本台帳ネットワークシステム及び情報提供ネットワークシステムとの連携等により、資格保有者等にとっては、各種申請手続における添付書類の省略等とマイナポータルを活用した資格の証明が、行政機関等にとっては資格管理事務の効率化と資格情報の正確性の担保が実現できることとなる。
 
【メリット】
〇各種申請
・各種申請書類のオンライン提出が可能
・オンライン支払いが可能
・マイナンバーの活用により住民票等の写しの提出を省略が可能
・申請状況の確認が可能
・マイナポータルからのお知らせを確認可能
〇資格の維持
・婚姻や引越し等による氏名・住所等が変更された場合や死亡時に必要となる手続の簡略が可能
※資格ごとに取扱は異なります。
〇資格の活用
・自身の保有する資格情報をマイナポータル上で参照可能
・真正性の確保や偽証防止機能等を設けたうえで、資格情報を電子媒体の形式で出力、表示が可能
・マイナポータルAPIの活用により外部システムへ資格情報の連携が可能
  
【対象の資格】
〇現在手続が可能な資格
・介護福祉士   (※1)
・社会福祉士   (※1)
・精神保健福祉士 (※1)
・公認心理師   (※2)
・社会保険労務士 (※3)
・保険医     (※4)
・保険薬剤師   (※4)
※1 登録事項変更届出のオンライン化を開始。
   2025年秋以降順次、オンライン化する手続が追加される予定 。
※2 登録事項変更届出、登録証書交付申請、登録証再交付申請のオンライン化を開始。
   2025年秋以降順次、オンライン化する手続が追加される予定です。
※3 変更、抹消、再交付、各種証明書発行、自宅住所変更、紛争解決手続代理業務の付記申請のオンライン化を開始。
   2025年夏以降順次、オンライン化する手続が追加される予定。
※4 新規登録申請のオンライン化を開始。
   2026年以降 順次、オンライン化する手続が追加される予定。
 
【今後手続が可能な資格】
 ・医師          (2025年秋以降順次)
 ・医師臨床研修修了者   (2025年秋以降順次)
 ・歯科医師        (2025年秋以降順次)
 ・歯科医師臨床研修修了者 (2025年秋以降順次)
 ・薬剤師         (2025年秋以降順次)
 ・看護師         (2025年秋以降順次)
 ・准看護師        (2025年秋以降順次)
 ・保健師         (2025年秋以降順次)
 ・助産師         (2025年秋以降順次)
 ・理学療法士       (2025年秋以降順次)
 ・作業療法士       (2025年秋以降順次)
 ・視能訓練士       (2025年秋以降順次)
 ・義肢装具士       (2025年秋以降順次)
 ・言語聴覚士       (2025年秋以降順次)
 ・臨床検査技師      (2025年秋以降順次)
 ・臨床工学技士      (2025年秋以降順次)
 ・診療放射線技師     (2025年秋以降順次)
 ・歯科衛生士       (2025年秋以降順次)
 ・歯科技工士       (2025年秋以降順次)
 ・あん摩マッサージ指圧師 (2025年秋以降順次)
 ・はり師         (2025年秋以降順次)
 ・きゅう師        (2025年秋以降順次)
 ・柔道整復師       (2025年秋以降順次)
 ・柔道整復師       (2025年秋以降順次)
 ・救急救命士       (2025年秋以降順次)
 ・管理栄養士       (2025年秋以降順次)
 ・栄養士         (2025年秋以降順次)
 ・保育士         (2025年秋以降順次)
 ・介護支援専門員     (2025年秋以降順次)
 ・税理士(登録)     (2025年夏以降順次)
 ・税理士(試験)     (2026年4月以降予定)
 
【リンク】
  https://www.digital.go.jp/policies/government-certificatio