ご高齢者と入居施設をつなぐ情報サイト

トピックス

2025.10.14

「介護分野の行政手続に関する簡素化・利便性向上に係る要望受付フォーム」の周知について

日本社会において高齢化が進展する中、介護サービスの重要性は一層高まっている。介護に関わる者—利用者、家族、事業者—が日々直面する行政手続は、煩雑で分かりづらく、現場の負担となることが少なくない。
このような課題を踏まえ、厚生労働省は「介護分野の行政手続に関する簡素化・利便性向上に係る要望受付フォーム」を開設した。本フォームは、介護現場の声を直接行政に届けるための窓口であり、制度や手続の改善に向けた第一歩となるものである。
 
●フォームの目的と趣旨
・現場の声の反映:介護サービス提供者や利用者から寄せられる「こうしてほしい」「ここが分かりづらい」といった具体的な要望を収集する。
・手続の簡素化:書類の提出方法、様式、頻度など、業務負担の軽減につながる改善点を検討する。
・利便性の向上:オンライン化やワンストップサービスなど、利用者にとって使いやすい仕組みづくりを推進する。
 
●対象となる手続の例
・介護保険サービスの申請・更新
・事業所の指定・変更届
・各種報告書の提出
・利用者負担額の確認・変更など
 
●どなたでも投稿可能
介護事業者のみならず、介護を受ける者やその家族、地域包括支援センターの職員など、介護に関わるすべての者が対象である。日々の業務や生活の中で感じた「もっとこうだったらいいのに」という声を、ぜひ寄せていただきたい。