やさしい手がめざす高齢者住宅の3つのポイント
Y様の事例を通し、私たちはさらなる社会貢献に努めたいと考えております。私たちが目指すもののうち、今回は特に3つのポイントをご紹介します。
1.「住み慣れた家で、最期まで生きる」その想いを、私たちが実現いたします。
今回のY様は入居中に咽頭ガンの末期であることがわかりました。
「住み慣れたところで穏やかな最期を過ごしてほしい」という、ご家族の思いに寄り添い支援いたしました。
私たちはご利用者様、離れて暮らすご家族様が安心して生活できるよう、介護と医療の連携をはかってまいります。
2.「情報開示システム ひつじ」での情報共有
大切なご家族と離れて過ごすと「今日はちゃんとご飯を食べただろうか」
「この前熱があると聞いたけど、その後は大丈夫だろうか」
などと心配になることもあるでしょう。
やさしい手では、独自に開発した情報開示システム「ひつじ」を導入しております。
ご利用者様の経過や、サービスの利用状況などを確認できるサービスです。
チャット機能(インターネットでメッセージを送受信できる機能)で、お問い合わせやご要望の書き込みもできます。
「情報開示システム ひつじ」 https://www.yasashiite.com/hitsuji/index.html
3.ACP(アドバンス・ケア・プランニング)の支援を行います
アドバンス・ケア・プランニング(以下、ACP)とは、「人生会議」と呼ばれ、近年広く知られるようになりました。
対象者自身が大切にしていることや望み、希望する医療やケアについて考え、
家族や関係している医療・介護関係者と話し合うことを言います。
希望や価値観は、自分が望む生活や医療を受けるために重要な役割を果たします。
人は健康なときは、自分が大切にしている価値観を意識せずに過ごしているものです。
普段は、人生に関わる大きな意思決定をする機会は少ないかもしれません。
しかし、いつでも、誰でも命に関わる大きな病気やケガを負う可能性があります。
命の危機が迫った状態になると、多くの人は自分の医療やケアを決められなくなると言われています。
そのため、余裕のあるときから、自分はどうしたいか・どう生きるか考えることが大切です。
私たちはご利用者様、ご家族様のお話をうかがい、ACPの支援を行い、人生の最終ステージを
「その方らしく」過ごせるよう努めてまいります。
心配なことがございましたら、いつでもご相談ください。
参考:厚生労働省・神戸大学「人生会議とは?」
https://www.med.kobe-u.ac.jp/jinsei/about/index.html
私たちは、これからも心を込めてお一人おひとりに合ったサービスを提供してまいります。
ご質問や資料請求など、お気軽にお問い合わせください。
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